知らないと後悔!注文住宅の「標準」の意味と8つのポイント

Regret 注文住宅のヨジツ
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こんにちは、三井ホームで40坪2Fリビングの家を建てたワガハイです。

今回はハウスメーカーの方がよく使う「標準」という言葉の意味のヨジツについて書いてゆきたいと思います。

予実(ヨジツ)とは、予算・予想と実績・実際を纏めて指す際に企業等で利用される略語。予算が未達成の場合など「なぜ未達であったのか」といった要因分析等を含めて予実管理等と呼ばれることが多いと思います。

本ブログでは「こうじゃないかなと思った予想」と「実際どうだったか」を項目ごとに纏めつつ、私の体験からどうやってそのヨジツを乗り越えたか、対策・回避策について書いてゆきたいと思います。

三井ホームは2020年から「憧れを、かたちに」をスローガンとして定めています。私たちの「憧れ」は「かたち」になったのか、そんな意味を込めてタイトルをつけました。

それではさっそく契約前にありがちな会話のやり取りから。

ワガハイ
ワガハイ

この窓って何が標準なんでしょうか

営業さん
営業さん

うちの窓の標準はLIXILのサーモスXかYKKAPのAPW330になります

もう殆どの施主の方が経験しているであろうこのやりとり。思っていたものよりグレードのいいものが入っていて嬉しくなったりしますよね。何よりこの「標準」という言葉の響きがイイ!右肩上がりの注文住宅料金の中で追加料金もなく大人しく入っているということで、太陽のように輝いて見えます。

しかし、実はここにヨジツ差があったのです。

予想

標準であるということは基本的に変更ができず、これを前提として家を組み立ててゆくもの。

実際

標準は「標準グレード」を指しているのみ。変更も可能でありグレードを下げれば値段が下がり、上げればそれに応じて上がる。何が標準かではなく、どのメーカーと取引があり、どのグレードのものが見積に入っており、グレード間の差額がいくらであるか、を確認しないと本当のところが分からない。

実はワガハイも最後に残った2社が住友林業と三井ホームだったのですが、まさに上で紹介した吹き出しのようなやり取りをしてしまい、当時(21年4月)は住友林業がサーモス2-H、三井ホームがサーモスXが標準だったので「標準で三井ホームのほうがいいじゃん!」と安直に考えてしまったのでした(勿論、これだけではないです)。

救いだったのは、窓を提供しているメーカーはそれほど多くなく、更に種類自体も相当限定される上に窓は使い勝手の影響が軽微である、ということ。この窓使いづらいなぁ、、と毎日後悔するような窓って中々無いですよね。

ですが、それがキッチンだったら?キッチンは毎日使うもの。そこで自分が納得できるものを選べない、もしくは選ぶと高額になってしまう、というのは辛いものですよね。

と言いつつ、キッチンはかなり皆さん注意されて確認する方が多いので本ブログで採り上げるようなものではないかと思います。LDKの主役級のタレントであり家族が集まる場ですからね。また、外壁や断熱材などもハウスメーカーのカタログには必ず記載があるので忘れるということはないでしょう。

ただ、それ以外のポイントは忘れやすいし気付きづらいので、ワガハイが考える「標準グレード」を確認すべきポイント8つをご紹介します。

キッチン お風呂 洗面台

ハウスメーカーであれば、上に挙げた設備について提携メーカーのパンフレットを用意していることが多いかと思います。キッチン・お風呂・洗面台についてはある程度販売が出る組み合わせを作り、Standard/High/Deluxeをさりげなく隠した(?)S/H/Dの頭文字で纏めてくれていますので、グレード間の差額なども簡単に確認できますね。

床 照明 建具(ドア) 窓 階段

床については朝日ウッドテックや大建工業などのメーカー名とグレードを確認すると良いでしょう。照明に関しては間取りなどが確定しないと決まらないところが多いと思いますので、提携メーカーを確認しておく程度でも大丈夫かと思います。ハウスメーカーによっては、提携メーカーの中でも量が出るものを纏めて安く仕入れられる設定をしているところもあり、こちらも大体パンフレットがありますので、貰っておくとよいと思います。建具と窓も同様です。

こうしたパンフレットをもらいながら、どのメーカーと取引があり、現在の見積もりはどのグレードで、グレード間の差額はいくらかを把握しておくことをオススメします。そもそも提携していないメーカーの設備は入れられなかったりする可能性もありますし。。施工の観点からは十分合理的ですが、施主からすれば「最初に言ってよ」感はありますよね。

そして、もっと言えば設備メーカーのショールームを見てアタリをつけておくことも大切です。我が家も引き出しの内部までホーロー製であるタカラスタンダードに惹かれたのですが、そのメリットに気付いた頃には契約前どころか間取り確定時期。何点かライフスタイルに合わなかったところもあり、更には三井ホーム標準外でもあったので早々に断念しました。

ちなみに各グレードで用意している選択肢からはみ出すことも意外に難しいので注意が必要です。ワガハイはTOTOのお風呂でシャンプーを置くラックをプラスチックからステンレスに、と要望しましたが、「Dグレードにアップグレードしないと難しい」と断られてしまいました。また、洗面台の照明を外してほしいとお願いしましたが、これもダメと。仕様を限定することで安く出している為、その縛りは結構厳しいのです。

尚、設備に関してハウスメーカーの営業マンは大体このように言います。

営業さん
営業さん

うちはどのメーカーであっても入れられますよ!

しかし、これは危険なサイン。正確には以下であると考えておくのが無難です。

営業さん
営業さん

うちはどのメーカーであっても(提携がないのでディスカウントが適用されないメーカー希望小売価格になりますが)入れられますよ!

そして、更なるポイントは以下となります。

一番高いグレードのものを契約時に入れる

家づくりを進めてゆくうちに「せっかくだから」、「一生に一回の買い物だから」とどんどん目線が上がってゆきます。そうしたときにお金の心配をせず楽しめるように、また、どうしても別の何かにお金をかけたくなった時の予備費として利用することができるように、堂々とハイグレードなものやDeluxeをリクエストしましょう。契約締結前であればハウスメーカーも値引きをしてくれる可能性が高いです。

この小技、実はワガハイもやりました。ドアをすべて神谷コーポレーションのハイドアにしておき、更に窓には格子をつけてみたりシャッターをつけたり、キッチンをkitchenhouseにしたり、とそれなりにふくらましたつもりだったのですが、正直足りなかったです。間取り自体も色々と変更があったので後悔はありませんが、このマージンがなければ大変なことになっていた、、、と思います。

神谷コーポレーション
三井ホームでオリジナル以外のドアといったらまず神谷のドア。ハイドアにこだわりあり、URLも社名でなくてFullheight-doorにしてしまった本格派。ワガハイも採用してます。

https://www.fullheight-door.com/

そうそう、階段って意外に思われた方がいるかもしれません。こちらは黙ってアイアンのスケルトン階段を見積に入れておくのが吉です。なぜなら、カッコよくて高いから。値段は安くても3桁は確実ですので後から組み込もうとすると苦労します。

特に間取りが確定していない場合は、見せる階段にするか、隠す階段にするか、どちらの選択肢も残しておけますし、イザとなれば止めればいいのです。勿論、平屋の方はダメですよ、たぶん。

(画像はお借りしました)

カツデンアーキテック株式会社
ハウスメーカーでスケルトン階段を入れようとすると殆どカツデンではないでしょうか。ウェブサイトには価格や施工例などが載っていて便利です。しかし、高い。。

https://kdat.jp/

今回は「標準」という言葉のヨジツについてお伝えしました。

ハウスメーカーのいう「標準」はただ「標準グレード」を指しているだけです。より大切なことはどの設備がどのメーカーと提携していて、今のグレードが何で、アップグレード・ダウングレードにどの程度の差額が発生するか、ということであり、契約前のタイミングでなるべく高いグレードを入れることでより家づくりを楽しく、さらには値下げも享受してゆく、これが大切だと思います。

ほとんどの人にとって注文住宅を建てるのは初めてで、最初で最後のお買い物です。ぜひ参考になさってください。

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