注文住宅の見積ミスで数十万円の損?費用増を防ぐために必ずチェックすべき3つのポイント

Bill 三井ホームのヨジツ
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こんにちは、三井ホームで40坪2Fリビングの家を建てたワガハイです。

今回は見積書について書きます。。。と言っても全部公開とか全て見せます的なものは結局のところそのタイミングや資材で変わるので今回は取り上げません。

…とか書くとあまりいい記事にならなくなりそうなのですが、その代わりに注目するべきこととして見積の精度についてお話ししたいと思います。必ずこういう視点で見ておかないと数十万円単位で損をすることになりますよ(と、ちょっとキャッチーに述べてみる)。

予実(ヨジツ)とは、予算・予想と実績・実際を纏めて指す際に企業等で利用される略語。予算が未達成の場合など「なぜ未達であったのか」といった要因分析等を含めて予実管理等と呼ばれることが多いと思います。

本ブログでは「こうじゃないかなと思った予想」と「実際どうだったか」を項目ごとに纏めつつ、私の体験からどうやってそのヨジツを乗り越えたか、対策・回避策について書いてゆきたいと思います。

三井ホームは2020年から「憧れを、かたちに」をスローガンとして定めています。私たちの「憧れ」は「かたち」になったのか、そんな意味を込めてタイトルをつけました。

普通見積というとどういうものを思い浮かべますでしょうか?企業で働かれている方であれば見積=間違えてはいけないもの、出し直しができないものという風に認識されているのではないかと思います。

勿論、三井ホームも立派な会社ですから当然同じだろうと思っていました。しかし、そこにはヨジツ差がありました。

予想

見積はしっかりチェックされたものが出てきて変更はできない。

実際

見積の数字は結構適当につくられており、例えば図面や仕様書から自動的にできているわけではない。人間が手入力しているのでミスが散見される。安くなっているのならいいが高くなっていたら大変!

まず内容に入る前に三井ホームの見積について説明します。見積自体はどのハウスメーカーでも同じようなものですが、三井ホームの見積は①契約時、②中間、③最終、④照明とカーテンの見積、⑤最終後の調整と外構というように5回に分かれています

他のブログ等では3回とされていて建築部分に関してはその通りなのですが体感としては5回というのが正解という気がします。ちなみに3回という場合は上記の①、②、③を指すことになると思います。

さて見積別の説明です。

①契約時見積

他の記事でも一貫して書いている通り最も重要な見積。基本的に値下げはこのタイミングでしかしてくれないし、一度契約してしまったら簡単に破棄というわけにはいかないので細かくチェックすべきもの。

②中間見積

契約時見積後に間取りや家具の変更等が発生した場合に変更差額として出てくるもの。タイミングとしては間取りが確定したくらい。とはいえ、まだ三井ホーム側も固まってないものが多く、ある程度前提を置いて出すもの含まれている。大体ここでめちゃくちゃ上がって現実に引き戻されるというか、それ以降の打ち合わせが諭吉換算で進む笑

③最終見積

これで作りますよという見積。中間見積で不明であったことが確定されたり、インテリアの打ち合わせ結果が反映される。最後に思い切って入れちゃったみたいなインテリア項目が押し上げ要素になりうる。

④照明とカーテンの見積

意外に費用を押し上げるカーテンと照明の見積。基本的な考え方として「照明とカーテンは建築とは別」なので最終見積後になる。照明の方はこちらに記事書いてますので(照明概算見積の華麗なる世界。本当はいくらかかるの?)宜しければご参考になさって下さい。

⑤最終後の調整と外構見積

最終見積での間違いの調整と外構の見積確定。尚、外構については中間見積くらいで一度暫定として出てきたうえで、最終確定としてここで見積が出てくるので外構見積としては実質2回目。

大体流れはお分かり頂けましたでしょうか。それぞれの見積でどれくらい上がった、下がったというのはまた別の機会に記事にしたいと思いますが今日お伝えしたいことは見積の精度です。

①既に契約時見積で入っているものが中間見積で二重計上されていた:約25万円

こちらは具体的に言うと二重天井なのですが、契約時に見積で入っていたにもかかわらず、更に追加で中間見積に入ってきてしまっていました。何でそんなことがと思われるかもしれませんが契約時見積では特に二重天井等について具体的に記載されていないのです。

どういうことかと言いますと、こうした建物の建築費用は例えば躯体とか外壁とかそういう形で記載されているだけなんですね。なので明確に二重天井かどうかは見積書を見ただけではわかりません。それではなぜ二重計上だと分かったのか。当然契約書に間取りが挟んでいるわけですが、その間取りに二重天井という記載があったからなのです。

つまり見積書の比較なのですが見積書だけ見ていてもダメということなんですね。全くややこしい…ちなみにこちらは三井ホームの設計士さんも気づいて教えてくれました笑

②中間見積で符号が逆転してしまい3重計上:約50万円

これもう金額だけみると恐ろしい話ですね。。見積書では単体価格×個数という形で記載されるわけなのですが、普通は個数だけをマイナスにするところ単体価格と個数両方ともマイナスにしてくれたようなのです。その結果マイナス×マイナスでプラス、つまり見積増になってしまいました。

さらに言うと、この費用はLIXILからの費用だったのですが価格改定があったとかで元々の見積でもらっていた金額の訂正が入ったものだったのです。つまり、元々は25万円だけ→価格改定になって25.5万円に増額という単純な話なのですが、

(本来やりたかったこと)

25.5万円 = 25万円(当初金額)ー25万円(当初金額)+25.5万円(改定後金額)

(発生したこと)

75.5万円 = 25万円(当初金額)+25万円(当初金額)+25.5万円(改定後金額)

ということで50万円の見積間違い!これ改めて記事にして経緯を整理するとすごい話ですよね。

③単純に設備費用が入れっぱなしになってしまった2万円

これはもう大した話じゃないんですが玄関の手摺とか色々入れてくれたもののまぁ見た目も良くないし将来つければいいやと外したんですね。ただ仕様書の中では外れていなかったので残ってしまったというものでした。

これももう仕様書を全部見ていたからこそ気付いたものですが金額も小さいので本当に気付きづらい。。こういうものがどれくらい含まれているのか多分ハウスメーカーの営業さんも気付いてないと思います。

ただハウスメーカー、特に色々なメーカーを起用できるハウスメーカーに関してはこういう事態が発生するのも止む得ないと考えられます。なんだか擁護するのも変な話なのですが笑

調達部品やパーツの標準化は多くのメーカーの基本戦略なのですが部品を全く標準化できない注文住宅ではそれができません。特に三井ホームなんかはどんなメーカーのものでも入れられるということを一つの強みとしているので標準化とは正反対のポジションを取っています。

それは注文住宅としては正しいのですが、作業のシステム化ができません。特に三井ホームは年間3,000棟くらいの建築数なのでスケールメリットが必要となるシステム化は更に難しいでしょう。結果として人力の作業の方が効率的ということになりヒューマンエラーは避けられません

ということで、施主としてはやむを得ないものと割り切った上でしっかりチェックするというのが基本姿勢になると思います。って断言するのもどうかと思いますが笑、そうしてさまざまな顧客の要望を受け入れた結果がこういう事態を生み出しているわけなのですから。

ただ正当なものでないことに対してお金を払うというのは誰しも納得がいきません。なので、今回の記事で書いたような問題が発生するということを前提として見積や仕様の確認・チェックをしてゆくことはマストと言って良いかと思います。

元々入っていて変更していないものはさすがに大丈夫なケースが多いですが、①見積書に入っていない仕様の二重計上②仕入れメーカーからの金額変更等の訂正し忘れ・間違い③間取り決定・仕様決定の後半で増やしたり減らしたりしたもの、といった変更を伴うものは最低でもチェックしないと数十万円単位で変わってきます。ご注意ください!

ほとんどの人にとって注文住宅を建てるのは初めてで、最初で最後のお買い物です。ぜひ参考になさってください。

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