天井ボコボコはツーバイの宿命?見積アップを防ぐために1つだけ絶対やっておくこと

Room 三井ホームのヨジツ
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こんにちは、三井ホームで40坪2Fリビングの家を建てたワガハイです。

今回はツーバイ工法で必ず問題になる「天井のデコボコ」に関するヨジツについて書いてゆきたいと思います。

予実(ヨジツ)とは、予算・予想と実績・実際を纏めて指す際に企業等で利用される略語。予算が未達成の場合など「なぜ未達であったのか」といった要因分析等を含めて予実管理等と呼ばれることが多いと思います。

本ブログでは「こうじゃないかなと思った予想」と「実際どうだったか」を項目ごとに纏めつつ、私の体験からどうやってそのヨジツを乗り越えたか、対策・回避策について書いてゆきたいと思います。

三井ホームは2020年から「憧れを、かたちに」をスローガンとして定めています。私たちの「憧れ」は「かたち」になったのか、そんな意味を込めてタイトルをつけました。

注文住宅を建てる際のかなり最初の段階の関門として、どの工法で建てるのか、ということがあります。他のブログ等でかなり細かく書かれていると思いますので、あまり深くは触れませんが、大きく分けるなら鉄骨と木造があり、木造の中に枠組壁工法(ツーバイ工法)と在来軸組工法(在来工法)とがあります。イメージは以下の通りですね。

住まいづくりノウハウ (建てるならツーバイフォー?在来?-工法の比較)| 注文住宅 | スターツホーム (starts-home.co.jp)
画像はお借りしました

ちなみに在来と言いつつも決して神社仏閣の作り方ではなく戦後復興時に急増する住宅需要を満たすために改良された工法であることや三井ホームは日本ツーバイフォー建築協会の会長会社でありながらツーバイフォー(2×4)ではなくツーバイシックス(2×6)を標準グレードとしてグレードアップしていること等、色々とツッコミどころは満載ですが、今回は2×4、2×6どちらにも共通する課題としてツーバイ工法で発生する垂れ壁・下がり壁がテーマとなります。

そもそも、垂れ壁・下がり壁って何、という方は下記写真をご覧ください。キッチンに向かう通路のところで天井から壁が出てきているのが分かりますでしょうか。こちらはキレイな収まりになっていますが、設計や構造によって「なぜ!?」というところに壁が出てくることがあります。これが垂れ壁・下がり壁です。

開放感あふれる空間に!下がり壁を上手く部屋に取り入れよう | LIXIL SQUARE
画像はお借りしました

もともと、ワガハイは住友林業のようなスッキリとしたデザインが好み。まさに契約交渉の際に三井ホーム担当者へこんなことを聞いていました。

ワガハイ
ワガハイ

このボコボコした天井ってどうにかなるんですかね?

営業さん
営業さん

はい、大丈夫です。このボコボコは設計段階で無くせます。

しかし、実はここにヨジツ差があったのです。

予想

天井のボコボコは設計でカバーできるらしい。これであればツーバイでもスッキリしたデザインが実現できそう。

実際

設計段階ではこの辺で下がってきそうということしか分からず、間取り確定後に伝えられる。そして回避策も高額。

テーマに入る前に、間取りの最終確定までの流れですが、三井ホームでは設計士と間取りを確定した後に、本社で構造計算を行い、その内容がフィードバックされるという流れになっています。間取りを一度確定すると構造計算に入ってしまうので、その後構造に関係する部分を修正することは基本的にできなくなります。勿論、再計算費用を支払い、工期の遅れを受容できるのであれば問題ありませんが、なるべくはやりたくないものですよね。

再計算に関わる費用は図面の再作成等含めて三井ホーム価格は約40万円
間取り確定時に「今後変更すると請求します」というものにサインします。
ただ、変更できる部分なんかは結構融通を効かせてくれますし、その場で本社に「あと1日待って」と掛け合ってくれたり、対応は丁寧で素晴らしいと思います。

そして本題である「天井のボコボコ」。天井から垂れているように見えるので垂れ壁とか下がり壁と呼ばれますが、決してツーバイの建築会社さんもやりたくてやっているわけではなく、構造上どうしても梁が出て来てしまうというものになります。

残念ながらこれを防ぐ方法はありません。ただ、見せなければいいのです。その為には天井の高さを上げてその中に壁を隠してしまう必要があります。 

それでは天井の高さに関してみてみましょう。三井ホームでは2階建ての場合、標準グレードで以下の組み合わせを選ぶことができます。

  • 1F天井高さ2.6m & 2F天井高さ2.4m
  • 1F天井高さ2.4m & 2F天井高さ2.6m

このやりとりをした際に、

ワガハイ
ワガハイ

2Fリビングなので2Fの天井高さが2.6mあった方がいいんですかね?

建築士さん
建築士さん

構造的には1Fにタレ壁が出る可能性あり、1Fを2.6mにした方がいいと思いますよ

ということで、スッキリした家ができると安心していました。ですが、その後、色々と確認してゆくうちに、、

建築士さん
建築士さん

どうやら2Fの方もタレ壁が出そうです。1F/2Fともに天井高さを2.6mにしましょうか?費用は15−20万円くらい上がりそうですが。。

ワガハイ
ワガハイ

やむなしですね。。

ということになってしまいました。

当然構造計算を待ってから本当に垂れ壁が出てくるか確認してから、という手段もあるわけですが、そうすると前述のように追加計算費用を支払わなくてはなりませんし、工期の遅れも気になります。ということでワガハイは天井高さをあげるという選択をしたのですが、正式な見積になるとなんと50万円の増額!

建築士の方は営業ではないので価格の決定権はありません。なので、その点はしょうがないとしても、ボコボコの天井にならないと言っていたのは50万円追加で払えば、という条件付きだったのか、と衝撃を受けました。

そして、この対策は1つしかありません。

契約前に全ての階の天井高さを2.6mにしておくこと

勿論、見積額は上がると思います。ですが、在楽軸組工法など天井からの垂れ壁・下がり壁が出づらい工法と同条件で比較するためには必須と言ってよいと思います。そして、ワガハイのように口約束だけではなく仕様に盛り込んでおくことが大切です。

ちなみにこちらの最終的な結論は約束もかたちに?口約束分も契約後値引きしてくれる三井ホームプライドと裏事情に書きましたので宜しければこちらもご覧ください。

今回はツーバイの「天井のボコボコ」に関するヨジツについてお伝えしました。

ツーバイで垂れ壁・下がり壁は基本的に出てくるもの、それを防ぐためには隠すしかなく、そのためには天井高さを上げることが有効です。その為には、契約前に見積に入れておくことが必須だと考えています。多少壁が出てきてもいいか、となればオプションから外せばいいのですから。

ちなみに、私自身は元々スッキリした家にしたいと壁反対派だったのですが、家づくりをしてゆく中で壁の大切さも分かってきました。無いと結構困るというか、壁があることで奥行きが感じられたりもするんですよね。この辺りもヨジツとしてまた記事にしたいと思っています。

ほとんどの人にとって注文住宅を建てるのは初めてで、最初で最後のお買い物です。ぜひ参考になさってください。

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